オーガニック化粧品は、正しい選び方で効果を発揮する

最近、敏感肌・乾燥肌の人を中心に、オーガニック化粧品の人気が高まっています。
植物由来の成分を使用していることで、肌に優しくスキンケアを行えることが人気のわけであるのですが、このオーガニック化粧品も選び方に注意しなければ、却って肌荒れなどトラブルの原因になることもあるのです。

そもそも何をもってオーガニック化粧品というのか?これは日本では明確な定義はありません。海外ではオーガニック認証を行う団体がある国もあるのですが、日本ではメーカーが独自に名付けているだけなので、同じオーガニック化粧品でも内容が異なっていることが殆どです。


そのためまずはオーガニックの名称のもとになっている、有機栽培の植物由来エキスがどれだけ配合しているかの確認が必要です。海外でオーガニック化粧品と認定されるものは配合量が70%以上のものなので、この数字を目安にするといいでしょう。

また植物由来であるため、人によっては使われている植物でアレルギー反応を起こす場合があります。オーガニック化粧品だから絶対に安全と言うわけではないので、自分の肌との相性もきちんと見極めましょう。


普通の化粧品に使われている精製水やミネラルオイル・BGは実は石油由来の成分なのですが、オーガニック化粧品ではこのような石油由来のものは排除されているのも特徴です。
更に無添加化粧品の中には、これらの成分が使われていることもあるので、これらの成分が使われているか否かで、植物由来成分が70%以上使われていたとしてもオーガニック化粧品なのか無添加化粧品なのかが異なってきます。


そして植物由来成分の中にも保湿や美白・エイジングケアなどの効果成分もあるので、自分が抱えている肌トラブルを改善してくれる成分が入っているものを選ぶのがおすすめです。


香りによってもリラックス効果だけでなく、呼吸器を通して体内に取り込むことにより心身に良い影響を与えてくれるものもあります。
商品サイトやお店で確認してみるのもいいでしょう。


このようにオーガニック化粧品と一口に言っても、何が該当するのか、普通の化粧品との違いや効果など、世間に認知されていない事柄は多くあります。
商品の特徴をきちんと把握した上で、それが自分の肌にいかに役に立つのか考えて、最適な物を選んでいくのが、上手な活用の仕方です。

参照:オーガニック化粧品